仕事の出張で、JR在来線に長時間乗る機会がしばしばあるのですが、毎回必ずグリーン車に乗ります。
グリーン車には、良いことしかありません。
ブログ記事もよくグリーン車で執筆するのですが、個人的に考えるグリーン車のメリットを説明していきます。
グリーン車のメリット
グリーン車のメリットは以下の8点です。
- 空いていて、隣に他人がいないことが多い
- 座席が広く、長時間も疲れにくい
- 膝の上に荷物を置かなくていい
- テーブルが利用できる
- 視線がないため、パソコン作業も快適
- 飲食ができる
- グリーン車専用トイレがある
- 社内販売がある
では、1つずつ説明していきます。
メリット①:空いていて、隣に他人がいないことが多い
グリーン車があるJR在来線は、東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線ですが、どれもとても混雑しているイメージがありますよね。
できれば、通勤ラッシュ時の上り電車になんて乗りたくないと思うほどに。
そんな路線も、グリーン車であれば空いています。
通勤ラッシュ時の上り電車はさすがに満席かと思いますが、それ以外の時間帯や下り電車はガラガラです。
こちらの写真は、平日朝8時頃の下り電車ですが、東京駅ですら、同じ空間には6人しか乗車していませんでした。
こんな感じで、視界に人がいないことがどれほど快適か…!
メリット②:座席が広く、長時間も疲れにくい
普通車両では、満席だと隣の席の人と密着しますよね。
特に冬はアウターが嵩張り、ぎゅうぎゅうです。隣に体の大きな人が来ると、それはもう、ぎゅうぎゅうです。
これがね、結構ストレスなわけです。
満員電車に慣れすぎて忘れていましたが、冷静に考えると、他人と密着って気持ち悪い状況ですよね…
その点、グリーン車の座席は広々としています。
新幹線の普通車の座席くらいの広さがあります。
満席であっても、隣の席の人と密着することもありません。
そして何より、足を思い切り伸ばすことができますので、だらしない格好で寝ることもできます。
メリット③:膝の上に荷物を置かなくていい
普通車で座席に座ると、荷物は網棚の上か、膝の上か、足元になりますね。
網棚では目が届かないし、足元では汚れてしまうため、大切な荷物であればあるほど、膝の上に置くことになると思います。
これが意外と負担なのです。
重いとそれだけで疲れますし、左右は他人、膝の上は荷物となると、それこそ身動きなんて取れず縮こまるしかありません。
その点グリーン車では、隣の席に置けるんです。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、膝の上の荷物が重い時の負担を、思い返してみてください。
メリット④:視線がないため、パソコン作業も快適
普通車両であれば、座れれば膝の上でノートパソコンを開くこともできますね。
しかし、両脇の人から画面が丸見えです。
そんな状況では、落ち着いて作業ができませんし、ましては機密情報なんて表示できない…
グリーン車では、隣どころか見渡す限り人がいないので、視線を気にする必要もありません。
本業の建築図面を堂々とパソコンに表示して作業もできます。
(自宅・会社以外で仕事していることが職場にばれたら怒られるけど)
ブログの執筆だって、恥ずかしくありません。
メリット⑤:飲食ができる
普通車でも、飲食ができないわけではないですが、気になりますよね、周りの目。
缶ビールを飲んでいるだけでもかなりじろじろ見られる世界です。
その点グリーン車は、みんなやっています。プシュッと。
テーブルもありますし、お弁当も堂々と広げることができます。
忙しいサラリーマンにとって、移動時間に食事ができるのは時間の削減となります。
お腹の虫が、ぐぅぅぅと車内に響き渡る心配もありません。
食いしん坊にももってこいです。
メリット⑥:テーブルが利用できる
グリーン車には、新幹線の座席のようなテーブルがあります。
食事はもちろんのこと、パソコン作業や手帳への書き込み作業も快適に行えます。
座席に対してテーブルが少し遠いのは玉にきずですが、あるだけで助かります。
メリット⑦:グリーン車専用トイレがある
いろいろメリットがありますが、これこそ、私が一押ししているメリットです。
在来線には2両のグリーン車が連結されていますが、その連結部分にトイレがあります。
グリーン車は、デッキであってもグリーン券が必要ですので、このトイレも、必然的にグリーン車専用となります。
長距離乗車となると、どうしても心配になるのが、トイレ。
トイレにいけない、と思えば思うほど、行きたくなるものが、トイレ。
我慢するのにも限界があるものが、トイレ。
ですがグリーン車ではその心配がありません。
空いているし、利用者も少ないため、いつでも利用ができるトイレがあるというだけで、安心できます。
利尿作用があって敬遠しがちなコーヒーも、がぶがぶ飲めます。
メリット⑧:社内販売がある
各駅を発車後、車掌さんがグリーン車の利用状況を確認しにくるのですが、その手には小さなカゴがあります。
そのカゴには、飲み物やお菓子、おつまみが入っています。
いわゆる車内販売です。
割高ではありますが、手ぶらで乗車しても喉の渇きや小腹を満たすことができます。
あまり利用しなくても、いざとなれば利用できる、というだけで満足感が上がります。
グリーン車のデメリット
メリットばかりを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
私が考えるデメリットはこちらの2点です。
- グリーン券を購入する必要がある
- 普通車に乗るのがしんどくなる
デメリット①:グリーン券を購入する必要がある
グリーン券の料金は580円~1260円かかります。
同じ区間でも、平日より休日の方が200円安いです。
50kmはどの程度?については、乗車時間45分程度以内であれば50km以内に収まります。
(電車の飛ばしっぷりにもよりますので、あくまでも目安です)
平日の45分に780円を払うことが、高いか安いかは、個人の感覚にもよると思いますが、私個人はとても安いと思います。
ストレスがない移動にお金を使うというのは、まさに「使う力」と言えるでしょう。
購入方法は別の記事で書くかもしれませんが、モバイルSuicaアプリ、ホームの券売機、電車内にて購入することができます。
モバイルsuicaアプリなら、慣れれば20秒で購入できます。
デメリット②:普通車に乗るのがしんどくなる
グリーン車の快適さを覚えると、普通車の座席に座りたくなくなります。
座ってもパソコン作業はしにくいし、隣の人と密着するので、ストレスも相当です。
グリーン車のない電車に長時間乗車するのがおっくうでおっくうで仕方なくなるのがデメリットです。
以上2点がデメリットです。
デメリットよりもメリットの方が大きく感じた方も多いのではないでしょうか。
是非一度、グリーン車に乗ってみてください。
トイレを気にせず作業したいなら、グリーン車一択です!!!!
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