デザイナーになりたいBTO初心者のパソコン選定記録

雑記
あずき
あずき

今年、初めてBTOでパソコンを購入しました!

自分がパソコンを購入した時の思考をそのまま記載しているので、パソコンのスペックの違いがよくわからない方の、パソコン選びの参考になれば嬉しいです。

ちなみに、この記事はパソコン選定をしていた2022年2月に書いたものです。
購入して4か月程度使い倒したので、その感想も最後に書いておきます。

パソコン選定の前提

必要スペックを検討する上で、私の現状と要求項目は以下の通りです。

  • 予算は30万円以下
     原価償却を1年で終えるため
  • 本業がWindowsだからWindows
     一瞬でも操作に迷いが出るのを避けたい
  • Adobe Creatibe Cloudを使う
     今ところillustrator、Photoshop、Dimensionだけど、Premire Proも視野に入れておく
  • CADも使うかもしれない
  • 2年前に購入した、ASUS Zenbook14 UX434FLを所持している
     液晶サイズ:14インチ
     OS:Windows 10 Home 64bit
     CPU:intel core i5-8265U
     GPU:nvidia GeForce MX250
     メモリ:8GB
     ストレージ:SSD 512GB
  • 上記PCでは、イラレ・フォトショでもっさりするから高性能PCが欲しい
  • ノートPCは常に持ち歩くから、1kg前後がいい

自分に必要な性能を確認する

デスクトップかノートか

PCは常に持ち歩きたいので、1kg前後がいいと思っています。
ノートPCに要求するのは、「スペックそこそこでいいから、とにかく薄くて軽いもの」。
軽ければ軽いほど、いい!

その結果、2年前に選んだのはASUS Zenbook14 UX434Fでした。
セールで10万円以下で買えたので、当時はかなりコスパがよかったと思います。

ノートパソコンは、高性能になればなるほど大きく、重くなっていきます。
会社のノートパソコンが、BIMがスムーズに動くくらい高性能なのですが、充電器込みで3kg程度ありそうです(計ってはいない)。
社外打ち合わせや在宅勤務の度に持ち歩いていますが、寄り道せず目的地まで真っすぐ向かいたくなるので、やはりノートパソコンの軽さは最重要項目です。

せどりの仕入れやブログ執筆をする程度ならZenbook14で十分ですし、Adobe CCソフトもそこそこ動くので、
持ち歩き用:Zenbook14
家での作業:高性能デスクトップ
にするという結論にしました。

Adobe CCに必要な性能は?

Adobeの公式サイトに必要な性能が記載してあります。
おすすめ性能を要約すると以下の通りです。

参考引用元:https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/system-requirements.html
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/system-requirements.html
https://helpx.adobe.com/jp/dimension/system-requirements.html
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/system-requirements.html

AutoCAD LTに必要な性能は?

本業ではAutoCAD LTを多用していて、いつかCADオペの副業もやりたいなと思っているので、AutoCAD LTの推奨環境も確認しました。

 AutoCAD LT 2022
OSWindows 10 64bit以降
CPU3GHz以上
メモリ16GB
グラボ4GB以上

参考引用元:https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad-lt/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/System-requirements-for-AutoCAD-LT-2022.html

私に必要な性能まとめ

以上から、私に必要な性能は、

  • デスクトップパソコン
  • CPU:クロック数3GHz以上
  • メモリ:16GBもしくは32GB
  • グラボ:4GB以上で、できれば高い方がいい

ということがわかりました。
この時点で、メモリは32GBにすることに決めました。

選定する上で調べたこと

intel 12世代CPUはどの程度のもの?

パソコン素人としては、CPUといえばintel!というイメージですが、
どうやら最近出たintelの12世代がすごいとのことで調べてみました。

intel 12世代Coreは、高性能なP-coreと省電力なE-coreの2つで構成されている。
重い作業はP-coreで、軽い作業はE-coreで処理することで、全体の処理能力が上がるのに、省電力も実現している。

とのこと。
これではどの程度すごいのかがよくわからないため、最新のベンチマークテスト結果を確認してみました。
参考はこちら↓

CPU性能比較表【2024年最新版】
2023年最新版のCPU性能比較表です(デスクトップ用)。 現在の主要なCPUに加え、以前主要だったCPUも掲載しています。 記事更新時点での価格.comやAmazonでの最安値価格も掲載しています。

intel Core i9 11900KF(11世代)より、Core i5 12600KF(12世代)の方がPassMarkが高いことがわかります。
11世代からの目覚ましい成長がわかりますね!

またintel 12世代Coreと、同クラスのAMD Ryzenを比較すると、PassMarkはintelの勝利!

そして何よりも気になるのが、intel Core i5とCore i7のコスパです。
こちらのサイトにおけるコスパとは、「1円当たりのPassMarkスコア」です。
この数値が、多くのCPUでは0.45~0.55程度に対して、上記2つは0.7前後をたたき出しています!(2022年2月10日現在)

コスパを考えると、Core i5 12600KFもしくは、Core i7 12700KFが良さそうということがわかります。
intelの11世代を買うという選択肢は消えました。

ちなみに末尾のKFとKの違いは、以下の通りです。

  • K:CPU内蔵グラフィックあり
  • KF:内蔵グラフィックなしのため、グラボ必須だが、Kより安価

グラボの違いがわからん…

CPUの違いはわかりました。続いてはグラフィックボード(グラボ)です。

パソコンでゲームをするわけではないのでグラボには無縁、と思っていました。
しかしどうやらそうではないらしい、ということで、続いてはグラボの違いを見てみます。

パソコン初心者にもわかりやすかったのは、こちらのドスパラのページです。

グラフィックボード性能比較 2024/2/14更新【ドスパラ】 |ドスパラ公式通販サイト
グラフィックボード・ビデオカードの性能をGeForceシリーズ、Radeonシリーズ、内蔵GPU別にグラフでわかりやすく掲載した性能比較ページです。ビデオカード買換えの前に今お使いのものと最新のものとの比較にも役立ちます。

とはいえ結局よくわからなかったので、

あずき
あずき

ほ~ん、とりあえずRTX 30X0シリーズにしとけば8GB以上なのね~

というところで調べるのをやめました。

BTOメーカーはどこがいい?

とりあえずここまで調べて、BTOメーカーを選ぶことにしました。

BTOメーカーは、ドスパラかマウスコンピューターくらいしか知らなかったので、結局どこがいいの…?という感じでした。

友人から、「グラボ必要ならフロンティアはセール時が安いよ! 」と聞いたので、それを参考にしつつ、いろいろなブログ記事を見て回りました。
するとどうでしょう。どこもかしこも、「フロンティアはセールが安い」と書いてあるではないでしょうか。
友人の口コミは本物でした。(最初から信用すればよかった)

というわけでフロンティアを開きました。

フロンティアって聞いたことなかったのですが、どうやらヤマダ電機の系列らしいです。
一瞬で信用しました(単純)

フロンティアで目ぼしいものを決めてから、ドスパラやパソコン工房などの他サイトで同等スペックを調べることにしました。

フロンティアの大決算セール

パソコンを選定したのは、2022年2月3日。
大決算セールが開催していました。

セールページは、

  • おすすめモデル
  • ハイエンドモデル
  • 人気モデル

と3つの項目に分かれており、各6台、つまり18台が掲載されていました。

そのうち、「intel 12世代core」はたったの7台。
この中から徹底比較!!!というわけです。
わかりやすいように、メモリを32GBにカスタマイズした場合の価格を載せています。
※16GB(8GB×2)を、32GB(16GB×2)にしても、8,000円しか変わりません。

無事、すべて30万円以下!!!

さて、ここからが、先ほど調べたサイトが役に立つところです。

CPUの比較

【ベンチマークスコア】
Core i5 12400F:19694
Core i7 12700F:32227
Core i7 12700KF:34059
引用:CPU性能比較表【2022年最新版】

Core i5 12400FとCore i7 12700Fの価格差は20,000円。

それならCore i7!ということで、おすすめモデルAはあっさり脱落。残り5台です。

グラボの比較

【ベンチマークスコア】


引用:GPU性能比較表【2022年最新版】

とはいえ、結局よくわかりません。

ここでYouTubeの登場です。

ゲーミングPC勢が、グラボの能力比較動画を上げてくれていますが、正直、違いがわかりません。

わからないし、調べるのも疲れたので、1番高いのにすることにしました。

1番高いとはいえ、Adobe Dimensionを使いたい人間にはオーバースペックではないので、いいかなぁという結論です。

買ったパソコンがこちら

FRGHZ690/WS3 i7-12700KF/32GB/1TB NVMe SSD/RTX3070Ti
価格:279,800円(税込)


【 OS 】 Windows(R) 11 Home 64bit版 [正規版]
【 CPU 】 インテル Core i7-12700KF プロセッサー (3.60GHz(P-core) [最大5.00GHz] / 12コア / 20スレッド / 25MBキャッシュ)
【 CPUクーラー 】 AINEX サイドフローCPUクーラー SE-224-XTA
【 メモリ 】 32GB(16GB×2) PC5-38400(DDR5-4800) DDR5 SDRAM
【 ストレージ(1st) 】 【NVMe SSD】1TB SSD

家に届くまでは3週間程度かかるので、2月末までのお楽しみです。

※ここまでの記事は、2022年2月に書いています。

購入して4か月経過した今の感想

さて、今日は2022年6月13日。購入から4か月程度経過しました。

当初の想定通り、AdobeのillustratorとPhotoshopをバリバリつかっています。Dimensionは時々、程度。

結果、Photoshopもぬるぬる動いています!

ASUS Zenbook14 UX434Fでは、画像の被写体を選択するだけでもかなり時間がかかり、些細な作業でもカクつきや遅延、応答なしが多かったのですが、それも全くありません!
一部の重い処理をする場合は、数秒の遅延はありますが気になりません。

ZoomとillustratorとPhotoshopの同時利用でも、ビクともしません!

Dimensionはぬるぬる、とは言い切れない部分がありますが、大した作業をしているわけでもないので、特に問題なしです。

結論、一番高いのにしてよかったです!

今現在、YouTubeサムネイルやTwitterヘッダーの作成のお仕事をさせてもらっていますが、
パソコンの処理が早いことで作業効率も上がり、時間単価が上がっているように思います!

一つデメリットがあるとすれば、もう二度と、ASUS Zenbook14 UX434Fでillustratorを開きたくないと感じてしまうとこですかね…

ということで、パソコンにお金をかけて正解でした、というお話でした~!
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました(土下座)

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